· 

【Vol.125】腰痛改善に”もも裏の柔軟性”が大切な理由とは?

 

こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷の黒澤です。

この度はブログをご覧いただきありがとうございます

 

本日は、腰痛改善に”もも裏の柔軟性”が大切な理由とは?

について紹介していきます。

 

腰痛は多くの人が悩む症状ですがその原因はさまざまです。

 

しかし腰痛の改善において、腰部の筋肉だけでなく、

もも裏の筋肉の柔軟性が重要だということは皆さまご存知でしょうか?

 

ここから、腰痛に関与するもも裏の筋肉ハムストリングスの役割、腰痛との関係、

もも裏が硬くなる理由について詳しく解説します。

 

〇もも裏の筋肉:ハムストリングスって?

 

ハムストリングスは、足の太ももの裏の筋肉です。

 

ここは大きな筋肉グループで、主に膝の屈曲と大腿の伸展に関与しています。

含まれる3つの筋肉は以下の通りです。

 

    大腿二頭筋

大腿の後面に位置し、ハムストリングスの中でも最も大きな筋肉です。

 

    半腱様筋

大腿の後面、内側に位置します。

 

    半膜様筋

これも大腿の後面、内側に位置し、半腱様筋に覆われています。

 

〇ハムストリングスの役割

 

ハムストリングスは、歩行、走行、ジャンプ、膝の動きにおいて重要な役割を果たし、

特にスポーツ選手やアスリートにとって非常に重要な筋肉群です。

 

ハムストリングスの適切な柔軟性と強さを維持することは、下半身の安定性と

パフォーマンス向上に寄与します。

 

    膝の屈曲

ハムストリングスは膝を曲げる動作に関与します。

この動作は、歩行時やランニング時、階段の上り下りなど、

日常的な活動に欠かせないものです。

 

    股関節の伸展

ハムストリングスは股関節の伸展にも寄与します。股関節の伸展は、腰の伸展とも

関連があり、立位や歩行時における姿勢の維持に影響を与えます。

 

    下半身の安定性

ハムストリングスは、膝と股関節の適切な安定性を提供し、

これによって体のバランスを保ちます。

 

特にスポーツ選手やランナーにとって、ハムストリングスの強さと柔軟性は

急激な運動やトレーニング中の怪我予防に重要です。

 

ハムストリングスは、適切な柔軟性と強さを維持することが大切で、

これによって筋肉のバランスが保たれ、下半身のパフォーマンスが向上するのです。

 

〇腰痛とハムストリングスの関係性

 

ハムストリングスと腰痛には密接な関係があります。

 

ハムストリングスが硬直すると、骨盤の後ろへ引っ張られやすくなり、

腰椎に不必要な圧力がかかることがあります。

 

この状態は、腰部の筋肉や椎間板に過度なストレスをかけ、腰痛の原因となります。

 

腰部の筋肉とのバランスを保つためにハムストリングスが強化されず

柔軟性が不足すると、腰部の筋肉との不均衡が生じ、腰痛のリスクが高まります。

 

また、正しい姿勢を維持するのが難しくなります。

 

姿勢の悪化は腰痛の原因となり、

特に長時間座っている場合に腰部への負担を増加させます。

 

そのため慢性腰痛の方は特に腰から下の筋肉バランスを整えることが重要です。

 

〇もも裏はなぜ硬くなる?

 

    運動不足

適度な運動を欠いた生活や長時間の座り仕事など、

運動不足はもも裏のハムストリングスの硬直を促進します。

 

筋肉を定期的に伸ばさずに使わないと、柔軟性が低下し、硬くなります。

 

    長時間の座り仕事

デスクワークや長時間の座り仕事をしている人は、

長時間同じ姿勢を維持するため、ハムストリングスが縮こまりやすくなります。

 

このような状況では、ハムストリングスが短縮して硬直しやすくなります。

 

    過度な筋肉の使用

あるスポーツや運動でハムストリングスを過度に使うことは、筋肉の疲労や硬直を

引き起こす可能性があります。特に適切なウォームアップやクールダウンを怠ると、

急激な筋肉の負荷が硬直を促進します。

 

    過去の怪我

もも裏のハムストリングスを過去に怪我をした経験がある人は、

その箇所が硬直しやすくなります。

 

傷ついた組織が修復される過程で硬直が生じることがあります。

 

    加齢による筋肉の変化

年齢とともに筋肉の柔軟性が減少し、硬直が起こりやすくなります。

老化に伴う筋肉の硬化がハムストリングスの硬直に関係してきます。

 

    適切なケアの欠如

ハムストリングスに対する適切なストレッチやマッサージ、

リラクセーションのケアを行われないと、筋肉は硬くなり、

硬直しやすくなります。

 

このように、もも裏ハムストリングスの柔軟性を維持し、

硬直を予防するためには、適切なストレッチや運動を定期的に行い、

日常生活での姿勢や活動に気を付けることが重要だと言えます。

 

〇さいごに

 

いかがでしたでしょうか?

 

もも裏ハムストリングスの柔軟性は腰痛の予防や改善に重要です。

 

柔軟性を維持し、ハムストリングスの硬直を防ぐために、

適切なストレッチと定期的な運動が必要です。

 

スモールジム阿佐ヶ谷のプログラムでは、

ハムストリングスが硬い方へのアプローチとして

フレックスクッションというアイテムを使用したストレッチや、

 

フォームローラーを使用した筋膜リリースを行うなど、

一人ひとりに最適な方法をご提案しております。

 

興味のある方はぜひ体験会、見学へお越しください。

 

皆さまのご来店心よりお待ちしております。