· 

【Vol.122】反り腰が影響!?便秘・肌荒れと姿勢の関係性

 

こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷の黒澤です。

この度はブログをご覧いただきありがとうございます

 

本日は、反り腰が影響!?便秘・肌荒れと姿勢の関係性

について紹介していきます。

 

「昔から便秘がひどい、肌も荒れやすい…」

 

そんな皆さまは“反り腰”にも悩んでいませんか?

 

反り腰も便秘も特に女性に多い症状ですが、実はこの2つには深い関係があります。

ここからは反り腰が与える体内への影響と体内環境を整えるための姿勢づくりに

ついて解説していきます。

 

 

〇反り腰が与える内臓への影響

 

 

反り腰は、腰痛症状や見た目へのデメリットを感じやすいですが、実は腸内環境にも

大きく影響しています。

 

〇内臓圧迫

 

骨盤は本来内臓の受け皿となるようにまっすぐ立っていますが、

反り腰の姿勢の場合は、骨盤が前傾し内臓が圧迫されながら、

斜め下前方へ出てきます。いわゆる”ぽっこりお腹”状態です。

 

内臓が圧迫されると、特に大腸は腰椎や仙椎の圧力に敏感で、

腸のパフォーマンスが低下する可能性があります。

腸の適切な運動が阻害されることで、便秘のリスクが高まります。

 

さらに、反り腰は背中の筋肉が緊張しお腹の筋肉が緩むことで骨盤が前傾しますが、

これにより内臓を支えているインナーマッスルも低下し、

胃下垂のように内臓の位置が変化してしまう可能性があります。

 

したがって、反り腰の状態が持続することは、便秘のリスクを高める可能性があります。

 

〇反り腰が誘発する症状

 

反り腰が誘発する症状は多岐にわたり、それによって健康にさまざまな問題が

引き起こされる可能性があります。

 

内臓圧迫による便秘や胃下垂について紹介しまいたが、それ以外の症状についても

紹介します。

 

    腰痛

反り腰は背骨周辺の筋肉に持続して力が入ったり、縮んだりした状態が続きます。

 そのため、背中の筋肉や周辺の組織の血流が阻害され、痛みを引き起こす要因になります。

 

また反り腰の状態での動作は危険が伴います。

常に背中の筋肉に負荷がかかっている状態なので、重いものを持った時など

なおさら負担がかかります。

慢性的な腰痛が治らない場合や、ぎっくり腰を繰り返す可能性があります。

 

    仙腸関節痛

骨盤は複数の骨で構成されています。中心にある仙骨とその左右に腸骨がついており、

仙骨と腸骨は関節となって動くようになっています。

しかし前傾する腰椎に付随するそれらの下部に負担がかかり、痛みが出てしまいます。

 

    坐骨神経痛

反り腰のように骨盤が前傾すると坐骨神経の上を通る”梨状筋”が緊張した状態になり、

坐骨神経を圧迫、坐骨神経痛が生じます。

 

    姿勢の悪化・体型の変化

反り腰は、正しい姿勢を保つのが難しくなります。

結果として、肩の前傾、頭部の前の位置など、他の姿勢の問題が発生する可能性が

あります。

 

また、反り腰は身体の筋肉のつき方にも影響します。

主に背中の筋肉を使って骨盤を前傾させるので、腹筋の筋力は低下し、

お腹が前に出て、お尻が後ろにでます。

 

また、骨盤は身体の中でも最も大きく重要な骨の集まりなので、

前傾してしまうと重心も前側に変化します。

 

この状態で毎日過ごすと体を支えるために前腿が発達してしまいます。

 

これらの姿勢悪化、体型変化により本来は太っていなくても、

太ったように感じてしまう場合があります。

 

    歩行や運動の制限

反り腰が進行すると痛みが発生し、日常生活に支障をきたすことがあります。

 

    肌荒れやむくみ

内臓圧迫や姿勢の歪みは身体の循環機能に悪影響を及ぼします。

特に下半身のむくみは骨盤の歪みがある可能性があります。

 

このように、反り腰はさまざまな健康問題に関与するのです。

 

〇便秘と肌荒れ

 

ここから便秘と肌荒れの関係について説明します。

これらの2つの健康問題は、身体の姿勢バランスと関連し相互に影響を及ぼすことが

あります。反り腰は、腸を圧迫し、便秘を引き起こしやすくなります。

 

便秘は以下の要因により肌荒れを引き起こします。

 

    毒素の蓄積

便秘は、腸内の便が正常に排出されずに腸内に滞留する状態です。

これにより、体内の毒素や不要物質が腸内に滞留しやすくなります。これらの毒素は

血流を介して他の部分に拡散する可能性があり、これが肌荒れの一因となります。

 

    栄養吸収の低下

便秘が長期間続くと、栄養吸収が低下する可能性があります。

特にビタミンやミネラルの吸収が減少することが肌の健康に影響を及ぼすことがあります。

 

    ストレス

便秘に苦しむ人は、体内の不快感や不調によりストレスを感じることがあります。

ストレスは肌の状態に影響を及ぼし、肌荒れのリスクを高めることがあります。

 

    免疫機能

腸内には免疫細胞が豊富に存在し、腸内環境が免疫機能に影響を与えます。

便秘により腸内環境が乱れると、免疫機能が低下し、肌の健康に影響を及ぼす

可能性があります。

 

したがって、便秘が長期間続くと、肌荒れのリスクが高まることがあります。

便秘を解消し、正常な腸内環境を維持することは、肌の健康をサポートするために

重要です。

 

姿勢を改善し、適切な食事、水分摂取、運動、ストレス管理など、便秘を予防または

改善するための方法を採用することが肌荒れの予防に役立ちます。

 

〇反り腰改善方法と治療

 

反り腰を改善するための方法は、個人の状況に応じて異なる場合がありますので、

まずは専門家を受診することが大切です。

 

日常生活では、以下のことを試してみましょう!

 

    姿勢の改善

反り腰を認識し、姿勢を整える必要があります。

専門家の評価を得て、適切な姿勢改善を目指しましょう。

 

    筋力トレーニング

体幹部分の筋肉を強化するための適切な筋力トレーニングが効果的です。

これにより、背骨のサポートが強化され、反り腰の症状が改善されることがあります。

 

    体重管理

過体重や肥満が反り腰の原因となることがあります。適切な体重を維持することは、

反り腰のリスクを軽減するのに役立ちます。

 

    ストレッチと柔軟性の向上

日常的なストレッチやヨガを通じて、背中や腰部の柔軟性を向上させることが重要です。

柔軟な筋肉と関節は、正しい姿勢の維持に役立ちます。

 

    生活習慣の改善

長時間の座り仕事を行う場合、適切な椅子やデスクの使用、定期的な休憩、座りすぎの

防止が大切です。

 

特に荷物を持つ際には、適切な姿勢で重量を分散させることが大切です。

 

〇さいごに

 

いかがでしたでしょうか?

 

身体のバランスを整えることはとても大切です。

現在身体の不調や慢性通がある方は筋肉バランスの調整をおすすめします。

 

しかし、SNS動画を見ながらストレッチや筋力トレーニングを行った結果、

効果が感じられなかったり、場合によっては怪我をする場合もあります。

 

スモールジム阿佐ヶ谷では、お客様の生活習慣と症状を丁寧に

カウンセリングします。そこから不調を改善するための運動やストレッチと、

要因となる姿勢動作改善へのアプローチを行います。

 

興味のある方はぜひ無料体験、見学にお越しください。

 

皆さまのご来店、心よりお待ちしております。