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【Vol.112】老化の原因だった⁉酸化について

 

こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷の黒澤です。

この度はブログをご覧いただきありがとうございます

 

本日は、老化の原因だった酸化について

について紹介していきます。

 

〇身体の酸化とは?

 

身体の酸化とは、簡単に言うと「身体がさび付いてしまう」状態を指します。

呼吸によって体内に酸素を取り入れて、栄養素と結びつき、

 

エネルギーとして活用していますが、余った酸素は「活性酸素」となります。

 

一般に、「酸化」とは「電子を失う反応」と定義されています。

しかし、電子の移動は目に見えずイメージが難しいかもしれません。

 

ですが、身近にも様々な酸化は存在しています。

 

例えば、釘が錆びる、リンゴの断面が変色する、輪ゴムがボロボロになる、

お米では粘りが低下する、プールの塩素で髪が変色するなどといった現象も

酸化が関与しています。

 

これが人間の身体にも起こります。

 

 そもそも、人間が生きていくために酸素は不可欠です。

呼吸によって取り入れた酸素は栄養素と結びつきエネルギーとなります。

 

しかし、その一部は化学反応が起こりやすい「活性酸素」へと変化します。

一般的には、この活性酸素を体内に生じた状態を「身体の酸化」と定義しています。

 

いかに身体に悪いものを摂らないかが重要になってきますね。

ちなみに活性酸素にも善玉、悪玉があり、善玉は免疫力向上などに

役立つと言われており、様々な病気を引き起こすといわれるのは悪玉のほうです。

 

具体的な要因としては、「ストレスや不規則な生活習慣、偏った食生活」

さらに「紫外線のような太陽光をはじめ、自動車の排気ガス、残留農薬、

 

食品の添加物、焼却灰に含まれるダイオキシン」「シックハウス症候群」

で知られるような新築住宅の「接着剤や防腐剤、あるいは食物連鎖によって

生じる食べ物に蓄積された環境ホルモン」などを挙げています。

 

すべての原因を取り除こうとしたら、普通の生活すら難しくなりそうです。

 

〇糖質でも酸化してしまう

 

糖質を摂ることでも酸化します。

身体の糖化の原因は、食事後30分から1時間後の血糖値の上昇によるものです。

 

 食事をすると一時的に血糖値が上昇し、その後活動エネルギーに変わるため、

徐々に上がった血糖値が下がっていきますが、食事の内容によっては血糖値が

なかなか下がりきらず、糖質と体内の余分なタンパク質が結びついて、

 

糖化の原因となるAGEs(終末糖化産物)へと変化して身体を酸化させてしまいます。

 

 つまり、血糖値が上がり続けるポイントをいかに抑え、

老化の原因物質であるAGEsを発生させないかがポイントとなります。

 

〇油でも酸化してしまう

 

使いまわして古くなった油は酸素と結合して酸化します。

また、高い温度の中でも酸化は進みます。

 

特に食用油のような不飽和脂肪酸は酸化しやすく、体内に蓄積されやすくなります。

酸化した油は、酸化臭があり、茶色で粘り気があります。

 

このようにして、体内に蓄積された古い油は、皮膚にはシミやシワ、

くすみの原因となり、消化器系では胃もたれや嘔吐を引き起こし、

血管内には内部に付着して、動脈硬化や血栓の原因となります。

 

〇身体が酸化すると

 

身体の酸化の代表格は、血液の酸化による動脈硬化や皮膚の酸化による肌の老化などです。

 

また、あまり知られていないかもしれませんが、目も酸化する部位のひとつです。

紫外線も活性酸素発生の原因となり、目の酸化は、白内障など目の病気になります。

 

〇酸化の原因まとめ

 

・紫外線

 

・有酸素運動、ウエイトトレーニング(酸素吸いすぎ)

 

・ストレス(職場環境など)

 

・環境汚染(ガス、接着剤、防腐剤)

 

・糖質過多(炭水化物の食べ過ぎ、お菓子など)

 

・酸化されたものを食べる(油など)

(オメガ3、オリーブオイルなどは酸化しやすい)

(ビンが黒い、エクストラヴァージンオイルで国産などが良い。)

 

〇活性酸素について

 

酸化力による殺菌作用で身体を守るのに必要です。活性酸素が過剰に作用しすぎると、

殺菌力が強すぎて、正常な細胞に対しても誤って攻撃してしまいます。

 

攻撃されて酸化、編成されてしまうと、細胞の破壊、タンパク質の損傷、

DNAの損傷など様々な障害を生んでしまいます。

 

殺菌、ウイルス、外傷以外による病気には活性酸素がなにかしらで絡んでおり、

悪性新生物(ガン)、心筋梗塞、肺炎の原因にもなります。

 

 酸化に対抗する主な抗酸化栄養素は、

 

・ビタミンA

 

・ビタミンC

 

・ビタミンD

 

・ビタミンE

 

・ファイトケミカル

(リコピン、アスタキサンチン、レスペラトロール、アントシアニン、アリシン、

リグナン)

 

・イミダペプチド

 

などがあります。

 

〇栄養素以外の抗酸化方法

 

栄養素以外にも酸化を抑える方法があります。マクロファージという細胞があり、

体内にある毒素、不要物を排除してくれる細胞があります。

 

この細胞は空腹時が一番活発になります。

例えば、断食や、今流行りの16時間断食などがあります。

 

食後、掃除をするためにマクロファージが働くのですが、身体の中に毒素がありすぎると、

酸化物質を食べて、無くそうとする働きは良いのですが、それが血管内に留まり、

返ってそれが動脈硬化につながる可能性があります。

 

普段から毒素を留めすぎて、一気にマクロファージを活性化するような生活にすると

逆に危険なリスクが高まる可能性が増えてくるので、徐々に食事回数を減らすという

やり方が良いかもしれません。

 

〇さいごに

 

いかがだったでしょうか?

 

酸化は怖いですね。食べ物、ストレス、環境などに左右されるし、

様々な要因が絡み合って酸化は起こってくるのです。

 

なかなか今の現代ですべてを辞めるということはできないですが、

控えたりすることはできると思うので、何をしたらいけないかというのを知りつつ、

自分で調節していけたら良いですね。

 

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