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【Vol.101】お尻の筋肉を機能的かつ効率的に鍛える方法とは?

 

こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷の黒澤です。

この度はブログをご覧いただきありがとうございます

 

本日は、お尻の筋肉を機能的かつ効率的に鍛える方法とは?

について紹介していきます。

 

〇お尻の筋肉で一番大きな筋肉が大殿筋

お尻は気になる部位のひとつですよね。

 

女性だとお尻のたるみや大きさが気になったり、

男性だとお尻を大きく見せて、がっしりさせたいなど、

男女によって目的の異なる、魅力的な部位のひとつかなと思います。

 

特にお尻の筋肉の大殿筋は、見た目にも非常に関わってきますし、

お尻で一番大きい筋肉です。

 

この大殿筋が効率的に使えるようになってくると、

見た目だけでなく、日常生活もラクになっていきます。

 

大殿筋がお尻で一番大きい筋肉というのは分かりましたが、

どのような筋肉なのでしょうか?

 

【大殿筋】

 

起始:腸骨の後殿筋線、仙骨下部の後面、尾骨外側縁、仙棘筋の筋膜、

 

仙結節靭帯および胸腰筋膜

 

停止:上部繊維は大殿筋膜外側部から腸脛靭帯、下部繊維は大殿筋粗面

 

 

支配神経:下殿神経(L5S2

 

大殿筋は“最も強力”な股関節伸展筋および外旋、外転筋であり、

(下部繊維で内転作用があるが、上部、下部ともに外転の方が筋活動が高い)

 

筋活動的には“前方の段に昇る動作の際に一番強く活動”します。

(最大筋活動60%以上)

 

〇大殿筋は日常生活で大活躍している

 

大殿筋は日常生活で、特に強く使われる動作として、

“階段を昇る動作”でより強く使われます。

 

それ以外には立ち座り、歩く、走るなどにも使われます。

日常生活で使わないときは、ほぼないということですね。

 

最も効率が良い状態というのは、

足を前に出した状態もしくは股関節を引いた状態から、

身体を上に押し上げる動作が、一番効率が良いということです。

 

 そうなると股関節屈曲動作が大きく、地面を強く押す種目が良いでしょう。

 

〇大殿筋を鍛えるオススメトレーニング種目

 

大殿筋を鍛えるトレーニング種目として、

デッドリフト、スクワットもオススメの種目になりますが、

 

高い強度種目として特にオススメなのは、

 

ステップアップ系の種目(ステップ台を使った種目)かブルガリアンスクワット

などの片足スクワットがオススメの種目になります。(最大筋活動:4160%

 

次に“ランジ種目”です。(最大筋活動:2040%)

(フォワードランジ、バックランジ、スライドランジ、サイドランジなど)

 

上記の中だと、バックランジ、スライドランジが

より大殿筋を意識しやすく局所的に鍛えられます。

 

これら種目だと、日常生活動作に近く日常により落とし込みやすいので

バックキックやヒップリフトをするよりも、

 

筋肥大や日常生活動作でも効果を実感しやすく、身体機能の向上にもオススメです。

 

〇さいごに

 

いかがだったでしょうか?

 

大殿筋はお尻の中で一番大きく、見た目にも大きく影響を与えます。

より日常生活やスポーツ動作に近いトレーニングを行うことで、

機能的に身体を動かせるようになります。

 

今回紹介した種目だと、より機能的かつ効率的に鍛えられますので、

ぜひ、自身のトレーニングの中に組み入れてみてはいかがでしょうか。

 

トレーニングの方法が分からない、お尻を使う感覚がイマイチつかめない、

効率よくトレーニングの方法を学びたい。

 

このような悩みがある方は、スモールジム阿佐ヶ谷へお越しください。

 

皆さまのご来店、心よりお待ちしております。