こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷の黒澤です。
この度はブログをご覧いただきありがとうございます!
本日は、今飲んでいるプロテイン、お腹の調子は大丈夫?
について紹介していきます。
ここ数年、筋トレや運動ブームもあり、
コンビニやスーパーなどでも手軽にプロテインが飲める時代になりました。
簡単にタンパク質が摂れるので便利ですよね。
しかし、手軽に摂取できるのは良いのですが、プロテインを飲むと、
お腹が緩くなったり、痛くなったりする方も多いのではないでしょうか?
〇お腹の調子が悪くなる理由
それではなぜ、お腹に影響が出てしまうのか?
一般的のプロテインには主に以下のものが含まれています。
・カゼイン
・乳糖
・人工甘味料
・他添加物(安定剤など)
このようなものが含まれています。
この中でも特に上の3つはお腹に特に影響を与えます。
では、ここからはこれら3つの物質がなぜ影響を与えるのかを説明していきます。
〇カゼイン
コンビニで売られているプロテインは乳性タンパクで作られたプロテインが主流です。
これらのプロテインにはカゼインという物質が含まれています。
カゼインを頻繁に摂取すると腸内に未消化物が多くなり、腸の炎症を招きます。
すると、下痢、便秘などの異常を起こします。
また、小腸の粘膜細胞は、有機物や抹消化の栄養素を
摂り込まないように密着していますが、
カゼインにより損傷、または緩んでしまうと腸に穴が開き、
本来体内に入るべきでない物質が血液中に入り込んでしまいます。
これを「リーキーガット症候群」と呼びます。
お腹が緩む、痛くなる人はカゼインが原因かもしれないので気を付けましょう。
〇乳糖
乳糖は、牛乳や乳製品に含まれている糖になります。
乳糖は、小腸の内層の細胞で生産されるラクターゼという酵素により分解されます。
乳児の時はこのラクターゼが活発に働き、母乳や牛乳の消化がしやすいのですが、
多くの民族では、離乳後にラクターゼの量が減少します。
量が減少するということは、大人になると乳糖を消化できなくなるということです。
これを乳糖不耐症といい、牛乳や乳製品などを摂取すると下痢などの原因になります。
〇人工甘味料
今や清涼飲料水には必ず入っているといっても過言ではない人工甘味料ですが、
プロテインにももちろん含まれています。
この人工甘味料は種類によりますが、砂糖の何十倍、何百倍の甘味を脳が感じます。
依存もしやすくなりますし、心身ともに様々な影響を与えます。
この人工甘味料ですが、多くは消化管で消化・吸収されにくいため、
大腸まで届きやすいのに加え腸管内の浸透圧を増加させ、
水の再吸収を妨げることで下痢を発症すると考えられています。
また、最近では、腸内細菌叢の一部と大腸菌によって
人工甘味料の過剰摂取による下痢を防げるという研究がありますが、
腸菌細菌が人工甘味料の過剰摂取によって引き起こされる下痢を
防ぐことを発見されています。
実際に飲んでみて、お腹が緩む方は摂取を辞めた方が良いでしょう。
〇タンパク質は何を摂れば良い?
では、何からタンパク質を摂取すればよいのか?
1番は「食事」です。
肉類、魚類、大豆、卵などから摂取するのがオススメです。
プロテインもサプリみたいなものです。
メインはあくまで食事なので、食事からのタンパク質摂取をオススメします。
ですが、それでもプロテインを摂りたいという方は、
乳糖が多くカットされているWPI、WPHのプロテインや
植物由来のプロテイン、人工甘味料不使用のプロテインなどを摂取しましょう。
これらのものは上述した物質が少ない、または入っていないものとなります。
成分表をよく見ながら自分に合ったものを買うようにしましょう。
〇さいごに
いかがだったでしょうか?
今回は、プロテインでお腹が緩くなる人へ向けて解説しました。
お腹に影響が出る人は、
カゼイン、乳糖、人工甘味料この3つが主な原因として考えられるので、
プロテインの成分表を見ながら自分に合ったプロテインを探してみてください。
また、食事から摂取するのが1番ですので、
合わない人は無理に摂取する必要もありません。
以上を参考にしていただいて、
これからの健康生活をより充実させていきましょう。
食事のアドバイスなどが欲しい方や、食生活に見直しが必要だという方は
ぜひスモールジム阿佐ヶ谷の体験にお越しください。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております。