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【Vol.94】無理なダイエットによる食行動の異常について

 

 

こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷の黒澤です。

この度はブログをご覧いただきありがとうございます

 

本日は、無理なダイエットによる食行動の異常について

紹介していきます。

 

 

〇摂食障害について

 

昨今、K-popアイドルやインフルエンサーの影響により、

痩せた体形がもてはやされています。

 

それは女性のみならず、男性にも影響があり、痩せたい一心で不適切な食事管理を行い、

健康を害している人が現状です。

 

こうした背景が若者の“摂食障害”を増やしている要因に繋がっています。

 

そして摂食障害は、大抵は食事制限から始まり、異常な食行動を経て、

本格的な摂食障害へと進みます。

 

減量のための無理なダイエットを始めると、

 

「早く痩せたい…。」

 

「早く体重を落としたい…。」

 

といった感情に駆られ、ダイエットや減量が早くまたは、

十分な経過が得られないと、欲求不満になりさらなる食事制限を助長してしまいます。

 

食事制限に思ったような効果が得られないと、

 

利尿剤、ダイエットピル、自己嘔吐、食品制限(食品を限定してダイエットを行う)

絶食、サウナで汗をかく減量、咀嚼したものを吐き出す、

 

下痢、浣腸の使用などといった危険な食行動に走ってしまう方もいます。

 

〇摂食障害は実質的な効果はない

 

摂食障害の前述した行動というのは、実質的な効果はありません。

 

目方は確かに減少するかもしれませんが、その減った体重は、

おそらく水分の減少と徐脂肪組織の減少によるものなので、

 

脂肪の減少によるものではありません。

 

こういった行動を繰り返すうちに、神経性食欲不振症、神経性過食症などといった

本格的な摂食障害が起こるので注意が必要です。

 

もし進行が進むと、鬱、消化器疾患、生理不順、心臓疾患になるケースが高くなり、

最終的には、心不全、自殺による死を招くことがあります。

 

こういった行動に自覚がある人やこういう方が身近にいる場合は、

今すぐ辞めさせましょう。

 

〇さいごに

 

いかがだったでしょうか?

 

無理なダイエットを続けると摂食障害になるリスクが高くなります。

 

本格的な摂食障害になる前に異常な食行動が無いかどうかを確認し、

ある場合は、この段階でダイエットを見直しましょう。

 

ただのダイエットだからと甘く見ていると、

病気や死を招くケースがあるので注意しましょう。

 

ダイエットを行うなら短期的な無理なダイエットではなく、

長期的なスパンで考え、体形が定着するようなダイエットをオススメします。

 

食生活を見直したい方や、食事のアドバイスを受けてみたいという方は

スモールジム阿佐ヶ谷の体験会へお越しください。

 

 

皆さまのご来店、心よりお待ちしております。