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【Vol.87】腹筋は手の位置も重要なのです!

 

 

こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷の黒澤です。

この度はブログをご覧いただきありがとうございます

 

本日は、腹筋は手の位置も重要なのです!

について紹介していきます。

 

 

〇手が頭の後ろはオススメできないかも

 

皆さまはお腹の筋肉を収縮させて腹直筋を鍛える腹筋運動を行う際、

(主にシットアップやクランチ)どの位置に手を置いていますか?

 

一般的な手の位置として、「頭の後ろ」に手を置く人が多いでしょう。

 

ですが、頭の後ろに手を置くやり方は、

人によっては、あまりオススメできないものとなります。

 

理由として、頭の後ろに手を置くやり方だと、

人によっては腰痛を引き起こしたり、腹筋運動を行っているのにも関わらず、

腹筋に効いていないことが起こります。

 

これでは、せっかく腹筋運動を行っているのに、意味がないものとなります。

 

また、頭の後ろに手を置いて行う腹筋は、腕を上げて手を後ろに持っていくことにより、

重心が頭のほうに傾くので腹筋への強度が上がります。

 

そうなると、難易度が高くなり、初心者の方にもオススメできません。

 

〇オススメできない理由

 

頭の後ろに手を置いて行う腹筋では、

肩関節が伸展し、広背筋が引っ張られるポジションになります。

 

広背筋に柔軟性が無い人は、筋が伸びてくれず、腕を上にあげると同時に腰が反り、

肋骨が上に上がり、肋骨下角も開いてしまうので、

 

肋骨に付着している腹筋の筋が短縮してくれず、

腹筋にうまく効いてくれません。

 

〇普段の「姿勢」も関係する

 

特に「胸張り姿勢」の人は、骨盤が前傾し、反り腰になっているため、

広背筋が短縮している可能性が高く、

 

上記で説明した“広背筋に柔軟性が無い”状態となります。

 

そんな時に手の位置を変え、筋肉や骨の位置を

正しく鍛えられるポジションに誘導してあげることで、

腹筋に効かせやすくすることができます。

 

ですが、根本的に腹筋に効かせるようにするには、

普段の“姿勢を見直すこと”が重要です。

 

普段の姿勢を見直すことで、

手の位置をどこに置いても腹筋に効かせやすくなり、

より機能性の高い身体になります。

 

 

〇理想の手の位置

 

初心者の方や姿勢の崩れに関係なく、腹筋に効かせやすくなる手の位置とは?

 

・「耳の位置に手を置く」

・「手を前に伸ばす」

・「胸の前で手を組む」

 

 などになります。

 

これら手の位置で行うと、背骨が反りにくく、肋骨が開きにくいので、

腹筋に比較的効きやすい手の位置となります。

 

そうすると、多少姿勢が悪くても、初心者の方でも

 

腹筋を鍛えているという感覚が入りやすくなると思います。

 

ぜひ試してみてください。

 

〇まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

お腹を引き締めたい場合、腹筋を行う方が多いですよね?

 

お腹を鍛えたいのに、

 

「お腹の筋肉に効いている感じがしない。」

「お腹よりも腰が痛くてできない。」

 

などのお悩みを抱える人が多いです。

 

そんな時に今回の手の位置で腹筋を行ってみてください。

 

手の位置を変えることでそれまでと全く変わった刺激が入ると思います。

 

それでも、変わらない場合は、背骨の柔軟性改善や広背筋の柔軟性改善、

腹筋の活性、姿勢の改善など、そういった面からのアプローチが必要になります。

 

あとは、腹筋運動も様々あるので、自分に合った腹筋にやり方を変えましょう。

 

もし、阿佐ヶ谷・荻窪・高円寺周辺で、

 

「腹筋に効いている感じがしない。」

 

「腹筋をしているのに腰が痛い。」

 

「腹筋の仕方がわからない。」

 

などのお悩みがある場合は、ぜひ、スモールジム阿佐ヶ谷にお越しください。

 

皆さまのご来店、心よりお待ちしております。