· 

【Vol.78】そのトレーニング、機能的ですか?柔軟性を下げないために

 

 

こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷の黒澤です。

この度はブログをご覧いただきありがとうございます

 

本日は、そのトレーニング、機能的ですか?柔軟性を下げない方法

について紹介していきます。

 

 

〇関節周囲の筋肉が発達していた

 

トレーニングを続けることにより筋が発達してくると、

関節の可動域が減少し、「柔軟性が失われる」イメージはありませんか?

 

そのイメージって確かに間違いではないのですが、

 柔軟性や可動性が失われる“一番の原因”は

“不適切なトレーニング”により

“関節周囲”の筋または、筋群が過度に発達することにより起こります。

 

筋が発達しているのは間違いです。

ですが、“関節周囲”の筋が発達していることが主な原因なのです。

 

〇不適切なトレーニングとは?

 

不適切なトレーニングとは、

「高負荷で可動域全体よりも狭くした可動域で、トレーニングを行うこと」です。

 

関節を適切な可動域まで動かさないこと、そして、筋が発達してしまうことにより、

これが結果として関節の可動域を制限し、身体の機能性を失ってしまいます。

 

せっかく重量が上がっているのに、もったいないトレーニングのやり方です。

 

〇機能性を向上させるトレーニングのやり方とは?

 

それは「関節を適切な可動域まで動かしてトレーニングを行うこと」です。

高負荷ばかりを追い求めると、重量をコントロールできず、

 

フォームが崩れやすくなるため、

関節、筋を適切な可動域まで拡げることができず、

 

効いていても最低限の負荷になり、

効いたとしても“主動筋”にしか効きません。

 

「主動筋を大きくしたい!重量を上げたい!」

という明確な目的があるなら良いとは思いますが、

 

本来トレーニングとは、

主動筋と拮抗筋を同時に鍛えることが理想です。

 

トレーニングでは、特に主動筋ばかりがフォーカスされがちなのですが、

拮抗筋も非常に重要で、主動筋と拮抗筋が“協調”することにより、

 

フォームが安定し、機能性を向上させるトレーニングは、

適切な可動域まで重量をコントロールすることで、

主動筋だけでなく拮抗筋などにも効かせることができます。

 

そして、筋以外に結合組織、関節にも刺激が入りより機能的なトレーニングになります。

 

トレーニングを“機能的かつ安全に効率的”に行うために、

 気を付けたい「ポイント」として、

「ケガをしない範囲の適切な可動域で行うこと」がひとつ。

 

もうひとつは、重量をコントロールできないうちは、

「重量を無理に追い求めないこと」です。

この“2が大事です。

 

高負荷を追い求めるのは良いことですが、フォームが崩れてしまっていては、

効率的で機能的なトレーニングにはなりません。

 

重量を上げるというのが目的であれば、目的に沿っていると思うので良いと思いますが、

(ケガをしてしまうリスクは承知のうえ)

 

もし目的が違うのであればオススメはしません。

 

でも、男性しかり女性もトレーニングに慣れてくると

チャレンジとして高負荷を追い求めたい時もあると思います。

 

そういう時は、“フォームが崩れない程度の高負荷”

なら積極的に推奨していますので、

 

高負荷を追い求める“基準”として、

“フォームが崩れるか、崩れないか”を指標にしてください。

 

〇さいごに

 

いかがだったでしょうか?

 

機能性を考慮しながらトレーニングを行うためには、

可動性を意識しながらトレーニングを行うことが重要であり、

 

主動筋だけにフォーカスするのではなく、

主動筋と拮抗筋を同時に鍛えることが重要になります。

 

逆に、高負荷で可動域を狭めて行うと、柔軟性、可動性が失われ、

身体の機能性が失われる可能性が高くなります。

 

高負荷でトレーニングしたいってときは、

フォームが崩れないなら高負荷で行っても大丈夫です。

 

筋肉を活かす身体づくりをしたい方は、

ぜひ、今回のブログを参考にして、トレーニングを行ってみてください。

 

身体を機能的に動かしたい、硬くなった筋肉を柔らかくしたいという方は

スモールジム阿佐ヶ谷の無料体験にお越しください。

 

 

皆さまのご来店、心よりお待ちしております。