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【Vol.66】お米とパンどっちが良い?

 

 

こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷Regenerateの黒澤です。

この度はブログをご覧いただきありがとうございます

 

 

本日は、お米とパンどっちが良い?

について紹介していきます。

 

 

〇やはりお米が良い

度々話題になりますこちらのテーマですが

どちらも穀物であり、主食である食材ですので、

なにかと両者は比較されやすいかと思います。

 

もちろん、お米農家の人に聞けば「米だろ!」と答えるでしょうし

パン屋の人に聞けば「パンだろ!」と答えるかと思いますので

ここでは、「日本人の我々が食べる上で」どちらが良いか?

ということを念頭に置いて述べていきたいと思います。

 

やはり、お米とパンで比較すると、

「お米」の方が良いのではないか?と考えます。

 

〇お米が良い理由

お米が良いとされる理由は

 1つに成分の毒性的な問題と、もう1つは、民族的な体質の問題です。

 

まず1つに、成分の毒性的な問題なのですが、パンの原料は小麦です。

 小麦には、グルテンというタンパク質が多分に含まれております。

 

このグルテンが、腸内環境を荒れさせ

自己免疫性疾患の温床となりやすいとされています。

 

よく言う、グルテン不耐症がこれに当てはまるかと思いますが、

昨今ではセリアック病やリーキーガット症候群と行った疾患が、

これらグルテン不耐症と結びついて起こるとされています。

 

この機序は、グルテン自体の構造そのものに関係しておりまして

グルテンはそれ自体が非常に粘性が高い物質です。

 

これが消化器内へ入ると、消化の過程でドロドロネバネバになり

腸管内でへばりつき、消化機能の停滞を引き起こすことで

中~長期的に腸内環境を悪化させることになるのです。

 

ですので、グルテンを多く含むようなパンを主食にしすぎてしまうと、

上記のような疾患を招きやすくなると言うことです。

 

また、もう1つの理由に、民族的な理由が考えられます。

無論、我々日本人は23000年以上前から稲作でお米を主食としてきました。

ですので、その数千年分の食性で民族性が育まれてきたわけです。

 

これはもちろん、我々11人の祖先から遡って、その遺伝子に刻み込まれる物です。

つまり、お米を食べ続けてきた民族的な体質の遺伝子を受け継いでいるわけですから、

当然ながら、パンよりもお米の方が体質に合うわけです。

 

現に、お米を食べていて、小麦の摂りすぎで起こるようなリーキーガット症候群や、

セリアック病などを発症する方が現代日本人にどれくらいいらっしゃるでしょうか??

おそらく、いらっしゃったとしても、小麦のそれよりは圧倒的少数派でしょう。

 

ただし、昨今のお米は粘度の高い

(粘性デンプンのアミロペクチン高濃度の品種)

お米が増えており、

 

 古来から食べられてきた低アミロペクチンで高アミロース米

(アミロースはお米のパサパサ感を生む成分)

 が流通しづらくなっていることによる「お米アレルギー」も増えているので、

(アミロペクチンが多すぎると体質に合わない事があります。)

 

一概に「お米が最強!」とも言えないのですが

それでも、毒性の強いグルテンを含み

かつ民族的に合わないパンを主食にするよりは良いのではと考えます。

 

〇さいごに

いかがでしたか?

 

米もパンも、「精製糖質」であることに変わりないので、

どっちも食べ過ぎや、質の悪い物を食べると良くないに決まってはいますが

こういった見方をすると、かなり着眼点が拡がるのではないでしょうか?

 

もちろん、パン派の人を否定したり、

お米派の人を過剰に持ち上げたりという意図はないのですが、

現実的に考えた場合、日本人の体質的にはお米が推奨されるべき

主食と言えるのではないでしょうか。

 

ただし、パンでも日本人で体質に合う人もいますし

色々な理由でパン食で生活され続けている方もいらっしゃいますから、

そのような方は、今回の内容に関係なく

ご自身のライフスタイルに合わせてパン食を続けていただければ幸いです。

 

「パン食で体調が優れない…」

「パンの味が好きだけど体質に合わないかも…」

 と思う方に今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。

 

より今回の内容が気になる方は、

ぜひスモールジム阿佐ヶ谷Regenerateの初回体験にお越し下さい!

食事などのカウンセリングなども実施しておりますので

この機会にご相談ください。

 

 

皆さまのご来店、心よりお待ちしております。