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【Vol.54】運動前に重要!ウォーミングアップについて

 

 

こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷Regenerateの黒澤です。

この度はブログをご覧いただきありがとうございます

 

 

本日は、運動前に重要!ウォーミングアップについて

について紹介していきます。

 

〇ウォーミングアップの目的

 

運動・スポーツの実施をする上で、自身の“能力を最大限発揮するために

 

身体を調整し、運動状態に慣らしていく”ケアを

ウォーミングアップといいます。

 

 ウォーミングアップの主な目的は、

 

・筋温(体温)の上昇

・柔軟性の向上・維持

・神経・内分泌系の働きの活性化

・呼吸・循環器系の働きの活性化

・スポーツ障害の予防

 

などがあります。

 

方法としては、一般的ウォーミングアップを行った後に

専門的ウォーミングアップ(その競技の動きに合わせた)を行うことが多いです。

 

 〇ウォーミングアップの効果

 

ウォーミングアップを行うことによる効果は、

 

神経・内分泌系においては、中枢神経が興奮し、

運動に向けて神経系の反応が向上します。

 

また、交感神経からホルモンの一種であるアドレナリンの分泌が促進され、

 

“筋系、呼吸・循環器系を活性化”させる一方で他の器官系の働きを抑えます。

 

 筋・骨格系においては、

 

筋収縮によるフィラメント(筋の滑走)の摩擦が増え、

エネルギー代謝が活性化し、

 

さらに動員された筋内の毛細血管が拡張することで

筋温(体温)が上昇します。

 

筋温(体温)は、約”38℃”が筋収縮を行いやすい温度とされていて、

1℃上昇すると筋内のエネルギー代謝が約13%増加すると言われています。

 

筋温(体温)が高まると、

 

筋肉の細胞間質や腱に含まれるたんぱく質の粘性が下がると同時に弾性が高まり、

伸縮性が向上します。

 

「関節」でも関節包を満たす滑液に含まれる“たんぱく質の粘性が下がり”

関節動作がスムーズになり柔軟性、可動性が高まります。

 

また、筋や腱にある感覚器が刺激されることで“スポーツ障害の予防効果”があります。

 

呼吸・循環器系においては、

 

内分泌系・神経系の刺激により

“換気量(呼吸数、一回換気量)が増加することで、

 

酸素摂取量が増加し、血圧、心拍数、心拍出量も増加します。

そうすると、“筋への酸素運搬量”が増えます。

 

さらに、血流の再配分により、

筋系、呼吸循環器系への血流量が増えます。

 

 

そして、ウォーミングアップを行うことで、その日の体調を確認できます。

そうなるとその日の運動に対しての準備が変わってきます。

身体的効果の面だけではなく、自分の体調確認にも欠かせないですね!

 

 〇さいごに

 

いかがだったでしょうか?

 

ウォーミングアップを行うことによりパフォーマンス向上、

ケガのリスクの低下が見込まれ、特にアスリートの方は重要になります。

 

もちろんアスリート以外の一般の方や、

皆さまにとってもウォーミングアップは欠かせません。

 

ケガのリスクの低下や、より体が機能的に動くという面でも特に重要になってきます。

 

ウォーミングアップが多少手間に感じることもあると思いますが、

時間をかけてしっかり行いましょう!

 

スモールジム阿佐ヶ谷Regenerateでもウォーミングアップに動的ストレッチを

筋力トレーニング前に取り入れています。

 

是非、効果を実感したい方は体験会へお越しください。

 

皆さまのご来店、心よりお待ちしております。