こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷Regenerateの黒澤です。
この度はブログをご覧いただきありがとうございます!
本日は、美姿勢と自然体姿勢は違うのか?
について紹介していきます。
「モデルのような美しい姿勢を目指したいのですが、
本来取るべき自然体な姿勢とは違いがあるのでしょうか?」
というようなご質問をいただきました。
結論から言いますと、「かなり違いがあります」
という回答になります。
〇姿勢というよりもポーズをとっている
まず、モデルのように「見せる」すがたかたちは、
姿勢というよりも、「ポーズ」であると考えてください。
例えば、ランウェイを歩くときのすがたかたちとは、
無意識で形作られているものというよりも、意識して見せている状態です。
ですので、無意識領域で制御されるものである「姿勢」とは、
そもそもの概念が違うので、
美”姿勢”というのもおかしいですね。
なので、無駄な筋緊張なく、
脱力した状態で身体重心を安定させることが条件である自然体姿勢とは、
全く違うものであると考えるべきでしょう。
もちろん、トップモデルともなれば、
そのような「ポージング姿勢」を常態化させていることで、
それが形状記憶され、無意識下での姿勢として定着している場合もあるでしょう。
ですが、一般の方の場合、
変にそれら美姿勢なるものを意識しようとすればするほど、
自然体姿勢からかけ離れた前傾姿勢に近づくため、
やはりラクで自然な姿勢と、美姿勢とは分けて考えるべきです。
〇美姿勢と正しい姿勢の違い
「美姿勢」ってワードじはシャキッとしてて、
胸を張ってきれいなイメージがありますが、
これと、「正しい姿勢」を混同している方も多いはずです。
で、この2つは似ているようで全然違うものなんだよってことを解説していきます。
〇「美姿勢」とは
まず、巷でよく言われている「美姿勢」は、
その名の通り、「見た目の美しさをアピールするための姿勢」でございます。
なのでこれは、上記で述べた「ポーズ=意識して作るすがた」ですので、
本来とるべき正しい姿勢とは異なります。
具体的には、胸椎伸展・肩甲骨内転&下制・骨盤前傾のポジションです。
これらは、コンテストであったり、
人前で「魅せる」場面では有効かもしれませんが、
これを「正しい姿勢」と混同して、日ごろから取り続けようとすれば、
後述するようなデメリットが目立ってきます。
〇「正しい姿勢」とは
一方で、「正しい姿勢」とはなんでしょうか?
こちらは、「脱力自然体姿勢」のことです。
つまり、無意識下で、脱力した状態で骨格の配列や筋緊張が正常であるすがたのこと。
これが、本来とるべき正しい姿勢といえるでしょう。
こちらは前述の「美姿勢」とは相反します。
前者が「意識の姿=ポーズ」であるのに対し、後者は「無意識の姿=姿勢」です。
まあ、細かく言えば「姿勢」と呼べるのは後者だけであって、
「美姿勢」というのも言葉的にはちょっと違うのですが・・
要は、この両者の違いが分かっていないと、
「美姿勢」を取ることで起こるデメリットに気づけないわけです。
〇「美姿勢」のデメリット
「美姿勢」を取り続けてしまうと一体どうなってしまうのでしょうか?
まず、美姿勢は「過緊張状態」の姿勢ですから、常に交感神経が優位となります。
これはコルチゾールというストレスホルモンの過分泌を引き起こし、
自己免疫性疾患などが起こりやすくなりますし、単純に筋緊張が抜けづらくなり、
慢性痛(肩こり、首こり、腰痛」が出やすくなります。
さらに、胸を開き、腹腔を増大させるので、呼吸が浅くなって腹圧が抜け、
内臓への圧刺激がかからず内臓機能低下も引き越しやすくなりますし、
その増大した腹腔に間質液もたまりやすくなってむくみも起こりやすくなります。
これら不定愁訴は、それぞれが独立して起こるというよりも、
「美姿勢」を取り続けようと無理に意識してしまうことで引き越されやすくなるのです。
〇さいごに
いかがでしたか?
このように、「美姿勢」が瞬間的に作れる可動性は必要だと思いますが、
それを維持しようとするのはナンセンスだということです。
維持して取れるようになりたいのは「脱力自然体姿勢」です。
スモールジム阿佐ヶ谷Regenerateでは、
ラクで自然な姿勢を再獲得することを重視しておりますので、
世間的に言う「モデルのような美姿勢」は導けないかもしれません。
ですが、ラクで自然な姿勢を再獲得することは、
美しい本来のS字カーブが戻り、結果として女性らしい曲線美が手に入りますので、
「自然体な、機能的かつ美しい姿勢」が手に入ることになります。
もし、人間本来の機能的な美しい姿勢を取り戻したいという方は、
ぜひスモールジム阿佐ヶ谷Regenerateの無料体験会までお越しください。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております。